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カシオ、スマホ接続のWi-Fiラベルプリンター「KL-E300」発売、「ネームランド」の新機種

 カシオ計算機株式会社は、ラベルプリンター「ネームランド」シリーズの新機種「KL-E300」を8月3日に発売する。市場想定価格(税別)は1万3000円前後。本体にキーボードを装備せず、スマートフォンやPCと接続して操作するタイプの機種で、縦置き・横置きが選べるコンパクトな形状が特徴。

温かみを感じられる丸みを帯びた形状で、オフィスや家庭などシーンを問わずなじむデザインを採用したという

 ダウンロード提供する専用アプリ「LABEL DESIGN MAKER」は、スマートフォン版がAndroid/iOS、PC版がWindows/Mac OSに対応。ラベルに印刷する文字のフォントやサイズを選んでオリジナルのラベルを編集し、無線LAN(IEEE 802.11n/g/b)経由でKL-E300に接続して印刷できる。

 PC版では、Excelのデータを活用したラベルの作成、文字や画像、表組み、QRコード、バーコードを自由にレイアウトするといった、より詳細な編集が行えるとしている。また、PCからはUSB接続も可能だ。

 KL-E300の本体には、直前に印刷したラベルを再度出力できる「リプリント」機能と、登録したラベルをワンタッチで印刷できる「メモリープリント」機能に対応したボタンを装備。同じラベルを追加印刷したいときやよく使う決まったラベルが必要なときに、スマートフォンやPCと接続することなく素早く印刷できる。

 3.5~24mmのテープに対応し、最大印字幅は18mm。オートカッターは、シールにのみ切り込みを入れて台紙からはがしやすくするハーフカット機能付き。大きさは131.7×136×61mm(幅×奥行×高さ)、重さは約495g。電源は付属のACアダプター。