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ミロク情報サービスが「MJS税務 NX-Plus」販売開始、申告書の作成から国税・地方税の電子申告までサポート

 株式会社ミロク情報サービス(MJS)は、申告書の作成や国税・地方税の電子申告をサポートする税務システム「MJS税務 NX-Plus」を7月30日に販売開始する。同社の財務・会計システムとのデータ連携や別表間のデータ連携により、必要最小限の入力で簡単に申告書データを作成できるとしている。毎年の税制改正や改元、消費税改正など、法改正にも迅速に対応する。

 申告用紙と同じデザインの入力画面でデータ入力が可能。自動計算機能、チェック機能を備えるほか、FAQボタンから操作方法や改正内容を参照できるようになっており、疑問点も素早く解決できるという。MJSのマイナンバー管理システムと連携することでマイナンバーの自動出力も可能。また、作成した申告書データから電子申告データを作成し、電子署名してデータ送信するまでを一連化して行えるシステムもある。

 システム構成は、「法人税申告書」「消費税申告書」「法定調書」「決算内訳書」「電子申告」「申請・届出書」「社会福祉法人減価償却」に分かれており、サーバー環境での対応OSはWindows Server 2016/2012 R2/2012/2008 R2/2008、スタンドアローン/クライアント環境ではWindows 10/8.1/7。このほか、MJSのクラウドデータセンター(MJS Cloud IssS)上からMJS税務 NX-Plusのシステムをインターネット経由で提供する形態「for IaaS」もある。

 例えば、「法人税申告書」のシステムをスタンドアローン環境で導入する場合の価格(税別)は、法人税申告書のソフトウェア(25万円~)およびデータベース(9万円~)と、ソフトウェアイントールおよび操作説明などのユースウェア(10万5000円)を含め、44万5000円~。