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Mac用「カスペルスキーインターネットセキュリティ」最新版発売、ブラウザー拡張機能の強化やプロテクションセンターの改善など

 株式会社カスペルスキーは2日、Mac用セキュリティソフト「カスペルスキーインターネットセキュリティ for Mac」の最新版の提供を同社オンラインストアで開始した。価格(税込)は1年1台ダウンロード版が3580円、2年1台版が5640円。対応OSはmacOS 10.12以上で、近々リリースされるmacOS 10.14(Mojave)にも対応する予定。

 最新版ではユーザーインターフェースを改善したほか、ブラウザーの拡張機能を強化した。Safari、Chrome、Firefoxの各ブラウザーから、ウェブトラッキングやネット決済保護機能、危険サイト診断機能、セキュリティキーボード機能などのウェブ保護機能を一括管理できるようになった。

ブラウザー拡張機能でウェブ保護機能を一括管理

 また、端末の保護状態などを通知する「プロテクションセンター」では、通知ステータスを「プロテクション」「推奨項目」「ニュース」の3つのタブで表示するようになった。保護機能を高めるための設定方法や、カスペルスキーからの最新情報を確認できる。

プロテクションセンターでのステータス表示

 カスペルスキー インターネット セキュリティ for Macでは、マルウェア対策機能や、ウェブカメラ不正使用による盗撮防止機能、フィッシングサイトや詐欺サイトのアクセスブロック機能、ネット決済保護機能、保護者管理機能などを備える。

 なお、カスペルスキーインターネットセキュリティ for Macをはじめ、「カスペルスキーセキュリティ」「カスペルスキーマルチプラットフォームセキュリティシリーズ」「カスペルスキースモールオフィスセキュリティ」の既存ユーザーで、有効期間中のライセンスを持っている場合は、同製品の最新版へ無償でアップデート可能。