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1人テレワーク用の防音型ブースを各所に設置、250円/15分から利用可能~「テレキューブ」サービス、東京・横浜・幕張で開始

 1人で籠ってテレワークできる空間を提供する防音型ブース「テレキューブ」のサービスがスタートした。8月1日現在、東京都心の7つのオフィスビル(新丸の内ビル、新青山ビル、新東京ビル、六本木ヒルズ森タワー、大手町パークビル、日比谷国際ビル、国際新赤坂ビル)と横浜ランドマークタワー、幕張メッセ国際会議場の計9カ所に計22台のテレキューブを設置。250円/15分(税別)の従量料金プランで提供するほか、法人向けの月額定額制プランなども用意する。利用には会員登録が必要で、スマートフォンから予約して利用する仕組み。空いていれば現地で即時予約して入室することも可能だ。

 テレキューブは、いわば電話ボックスのテレワーク版といえる防音型のボックスで、内部にテーブル、イス、電源コンセントなどを備えている。「セキュリティが保たれた静かな環境で資料作成やメールなどの業務や電話・ウェブ会議などを行える」としている。

「テレキューブ by OKAMURA」は大きさが1200×1200×2315mm(幅×奥行×高さ)で、ボックスタイプのためにさまざまな場所に容易に設置できる。入り口にQRコードが表示されており、予約したユーザーがこれをスマートフォンで読み取ることで解錠され、入室できる仕組み

 テレキューブをオフィスビルなどの公共空間に設置してテレワーカーに時間貸しするサービスは、これまで実証実験が行われていた。今回、8月1日付でテレキューブ株式会社、株式会社ブイキューブ、株式会社オカムラ、三菱地所株式会社の4社が新会社「テレキューブサービス株式会社」を設立し、同サービスを事業化。2023年度までに、東京を中心に全国の主要都市の主要エリアにおいて1000台の設置を目指すとしている。