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規定の残業時間を超過しそうだが大丈夫か? 勤怠申請にBotがアラートを出す承認支援機能、「人事労務freee」で提供開始

 freee株式会社は、勤怠管理サービス「人事労務freee」において、勤怠に関する「勤怠ワークフロー」と「自動チェック機能」の提供を開始したと発表した。この2つの機能により、勤怠に関する承認や給与計算、上場の準備に必要な勤怠管理の整備が省略化できるとしている。

 勤怠ワークフローは、従業員が有給休暇、代休、残業、遅刻や早退などの勤怠の申請を上司(承認者)などに提出する機能。これまでは、経理担当(給与計算担当者)が、従業員とその上司にそれぞれ勤怠データの確認を行っていた。勤怠ワークフローでは、従業員が上司に勤怠に関する申請を提出して、承認。これらの情報は、従業員と上司が確認したデータとして経理担当に渡される。これにより、経理担当は従業員と上司の確認が省けるため、負担が軽減される。

「勤怠ワークフロー」の概要

 自動チェック機能は、従業員が上司に提出する有給休暇、代休、残業などの申請を事前に確認する機能。従来は、従業員からの申請を上司が確認する際、これまでの勤怠状況や雇用形態を確認し、承認する必要があった。自動チェック機能では、従業員からの申請を人事労務freeeのBotが勤怠状況や雇用形態を基準に判断。例えば、規定の残業時間を超過する可能性がある申請は、事前に通知される。そのため、申請を受け取った上司は、従業員の残業時間などの確認が必要なくなる。

「自動チェック機能」の概要