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エプソン、16:6のワイドな電子黒板になる超短焦点プロジェクター「EB-1485FT」発売

「EB-1485FT」

 セイコーエプソン株式会社とエプソン販売株式会社は、電子黒板機能を搭載したビジネスプロジェクター「EB-1485FT」を11月に発売する。オープンプライスだが、直販サイトのエプソンダイレクトショップでは37万8000円(税別)で予約を受け付けている。

 プレゼンテーションの資料などを投影できるだけでなく、専用の電子ペンを使うと書き込みもできるのが特徴。例えば、ホワイトボードを模した映像を投影してその上に電子ペンで文字を書くと、動きをEB-1485FTが検知し、映像に反映される。

 超短焦点で、壁面設置によってほぼ真上から投写することが可能。投写面の近くに人が立っても影が出にくく、映像を妨げることなく利用できるという。また、レーザー光源を採用しており、明るさは5000lmを実現。教室などの明るい場所でも鮮明に投射できるとしている。

 ネットワーク経由で、別のEB-1485FTや、PC、スマートフォン、タブレットで、プロジェクターに投影された映像が確認できる。さらに、これらの端末の映像をEB-1485FTに投影できる。なお、Android/iOS端末でこの機能を利用するためには、無料で配布されているアプリ「Epson iProjection」が必要だ。

 同社では、教室など同一の部屋の中だけではなく、遠隔会議での利用も想定している。拠点間のVPNなどを利用すると、離れた場所でもEB-1485FTの映像が共有できる。

「EB-1485FT」からPC、タブレット、スマートフォンで画像が共有できる
最大4台までの端末の映像が投影できる。この場合、4分割の画面となる

 本体の大きさは458×375×209.5mm(幅×奥行×高さ)、重さは約9.8kg。映像入力端子は、ミニD-Sub15ピン×2、RCA×1、HDMI×3、HDBaseT×1。