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月182円の「ギガぞうWi-Fi」スマホ専用プラン、VPNも使えて自動接続もできる

月額780円で10台の端末ごとに最大5万円を補償する「ファミリー機器安心パック」も

 株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)は、公衆Wi-Fiサービス「ギガぞうWi-Fi」において、スマートフォン1台のみ接続できる「スマホ専用プラン」(月額182円)と、10台接続可能で、登録端末10台の修理代などを補償する「ファミリー機器安心パック」(月額780円)を12月1日より提供する(料金はいずれも税別)。

 Wi2では、月額455円で5台の接続が可能な「スタンダードプラン」を従来から提供。今回発表された2つのプランがこれに追加される。スマートフォンからWi2の全国約10万の公衆Wi-Fiに接続するには、Android/iOS向けアプリ「ギガぞう」を用い、支払いはクレジットカードのほか、Google PlayのGoogleウォレット、iTune Storeでも決済可能。

月額182円の「スマホ専用プラン」、Wi-Fi/Bluetoothテザリングは特に制限なし

 スマホ専用プランでは「(Wi-Fi/Bluetoothでの)テザリングについては特に制限を設けていない」(同社)とのことだ。

 すでにスタンダードプラン向けに提供しているEAP-TTLS方式に対応したセキュアな公衆Wi-Fiスポットへの自動接続機能、Wi-Fi接続時に通信を保護するVPN機能は、2つの新プランでもそのまま利用できる。スマホ専用プラン以外は、WindowsやmacOS、ゲーム機などでも利用が可能。

 なお、LTE通信に最大約20%の通信量を圧縮するデータ容量節約機能は、スタンダードプランとファミリー機器安心パックで利用できる。

月額780円で10台の端末ごとに最大5万円を補償する「ファミリー機器安心パック」

 ファミリー機器安心パックでは、ギガぞうのマイページにMACアドレスを登録した最大10台の機器において、落下による画面割れなどの破損や故障時に、スマートフォン、タブレット、ノートPC、スマートウォッチで最大5万円の補償を受けられるもの。

 修理不能時の補償は2万5000円、水濡れや水没時の補償は1万円となる。また、モバイルルーター、モバイル音楽プレーヤー、モバイルゲーム機の補償金額は最大1万円。

 なお、10台の端末は本人以外の同居家族の使用分も対象で、購入先も特に問われない。ただし、保証期間はメーカー発売日から5年間までで、損害保険ジャパン日本興亜株式会社との提携により補償が行われる。登録端末は補償対象となることに加え、Wi-Fiスポットへの自動接続も可能になる。

無料でもフリーWi-Fiに自動接続

 ギガぞうアプリは、一般社団法人公衆無線LAN認証管理機構(Wi-Cert)が推進する認証連携技術を活用しており、課金を行っていなくともフリーWi-Fiスポットへの自動接続が行える。

 また、災害時などに無料で利用できる公衆Wi-Fiスポット「00000JAPAN」への接続時には、自動でVPN接続を行う。

【お詫びと訂正 12:09】
 記事初出時、無料でも利用できる「ギガぞうWi-Fi」アプリの機能に関する記述に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。