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日本地図センターのウェブサイトが改ざん、再開時期は未定
被害を受けたサーバーを停止、11日午前ごろからアクセスできない状態に
2019年12月12日 19:24
一般財団法人日本地図センターのウェブサイトにアクセスできない状態が、11日午前ごろから続いている。外部からの不正アクセスによるウェブサイトの改ざんが確認されたことから、同センターでは被害を受けたサーバーを停止しており、これにより12日時点でも閲覧できない状況となっている。
ウェブサイトの改ざんが判明したのは11日午前ごろ。GoogleやYahoo!などで「日本地図センター」と検索すると、中国語のような説明文が検索結果に表示されるため、同センターではクリックしないよう公式Twitterアカウントで注意を促している。なお、URLから直接アクセスすると「不正サイトにリダイレクトされる」といった報告もSNSでは相次いで投稿された。
【重要なお知らせ】現在、Yahoo検索やGoogle検索等で「日本地図センター」と検索すると、中国語のような説明文が表示されます。
— (一財)日本地図センター (@JapanMapCenter)2019年12月11日
これをクリックすると地図センターではないページにアクセスする可能性がございます。
皆様には、この検索結果を絶対にクリックしないように、強くお願いいたたします。pic.twitter.com/SYwHcNkAYJ
同センターの担当者によると、攻撃元は中国の可能性があり、今後は原因の究明と再発防止に向けた対策を優先するため、ウェブサイトの再開時期については「未定」としている。なお、ウェブサイトの改ざんによる情報窃取などの被害は確認されていないという。