ニュース

アイ・オーが1台7千円のメッシュWi-Fi、ルーターとコンセント直挿し型中継機の2モデルを発表予定

Wi-Fiルーター「WN-DX1167GR」と中継機「WN-DX1300EXP」

 株式会社アイ・オー・データ機器は、独自メッシュWi-Fiに対応するルーター「WN-DX1167GR」と、コンセント直挿し型の中継機「WN-DX1300EXP」を近日中に発表する。市場想定価格(税別)は、WN-DX1167GRが7200円、WN-DX1300EXPが6600円。いずれも2月下旬の出荷を予定している。

 上下左右奥行の360度全方向に電波を飛ばす同社独自技術「360コネクト」に2製品とも対応。いずれも最大通信速度は5GHz帯が867Mbps、2.4GHz帯が300Mbps(256QAM接続時は400Mbps)。

安価ながらメッシュ親機にもなるWi-Fiルーター「WN-DX1167GR」

 親機となるWN-DX1167GRには、WN-DX1300EXPを2台まで接続できる。インターネット回線の自動識別機能も搭載しており、IPoE IPv6回線を判別して自動で設定を行える。

 MU-MIMOやビームフォーミングにも対応。電波が弱い子機を自動切断する機能や、8K衛星放送にも対応するほか、ファームウェア自動更新機能を搭載する。

 背面にはギガビット対応のWAN×1、LAN×4を装備する。

コンセント直挿しの「WN-DX1300EXP」

 WN-DX1300EXPは、上のコンセントを塞がずに直挿しできるWi-Fi中継機。独自方式のメッシュWi-Fi子機としてはもちろん、他社製を含むWi-Fiルーターとも組み合わせ、通常の中継機としても動作可能。

 メッシュ親機とは、上面のWPSボタンで接続できる。親機との通信(バックホール)は、Wi-Fiに加えて親機との接続専用に底面に装備したLANポートを用いることもできる。

 このほか、MU-MIMOやビームフォーミングにも対応。ファームウェア自動更新機能も搭載する。

 本体サイズと重量は、WN-DX1167GRが約150×83×157mm(幅×奥行×高さ)で約260g。WN-DX1300EXPが約130×54×114mm(幅×奥行×高さ)で約230g。