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BIGLOBE、「弥生」会計/販売ソフト専用のホスティングサービス開始、中小企業の在宅ワークを支援
2020年4月9日 17:40
ビッグローブ株式会社(BIGLOBE)は、弥生株式会社が販売している中小企業向けの会計ソフト「弥生会計 20 ネットワーク」と販売管理ソフト「弥生販売 20 ネットワーク」に対応したホスティングサービス「業務サーバパック for 弥生シリーズ SC5」を3月24日から提供開始した。初期費用は無料で、基本料金は月額1万3050円(税別、以下同じ)。
「弥生会計 20 ネットワーク」「弥生販売 20 ネットワーク」は、ネットワークを利用して複数人が同時に利用することが可能。代表的な構成としては、Windows Server、Microsoft SQL Server、弥生の製品をインストールしたサーバーを企業内に設置して、複数台のPCから利用するというかたちだ。また、複数の拠点で利用する場合は、VPNを利用する必要がある。
「業務サーバパック for 弥生シリーズ SC5」では、これらの環境をBIGLOBEクラウドホスティング上で用意。初期費用を抑えられるとともに、サーバーを管理する手間が省ける。
「業務サーバパック for 弥生シリーズ SC5」の基本料金に含まれているのは、仮想CPU×1、メモリ2GB、ストレージ100GBの仮想マシン。インストールされているソフトは、Windows Server 2019 Standard Edition(64bit)、Windows Server リモートデスクトップ接続(RDS)、Office 2019 Standard(32bit)、 Microsoft SQL Server 2019 Standard Edition。
また、基本料金には1ライセンスが含まれている。追加する場合は、オプションとして1ライセンスごとに、Office Standard & RDSの月額2650円とMicrosoft SQL Server(SAL)の月額2400円が必要となる。
なお、「弥生会計 20 ネットワーク」「弥生販売 20 ネットワーク」のライセンスは、ユーザーが用意する必要がある。
そのほかには、オプションでVPNサービス「BIGLOBEクラウド ソフトウェアVPN Lite」が用意されている。初期費用は2万7000円、利用料金は5ライセンス付きで月額1万1000円。月額500円で1ライセンスが追加できる。最低利用期間は1年間だ。
BIGLOBEでは「業務サーバパック for 弥生シリーズ SC5」について、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として総務省などが呼び掛けているテレワーク(在宅勤務)のニーズに応え、中小企業のテレワーク(在宅勤務)を支援するものだとしている。