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「ホームページ・ビルダー22」発売、スマホ向け「ロングスクロール」ページも制作可能に

 株式会社ジャストシステムは、ウェブページ作成ソフトの新バージョン「ホームページ・ビルダー22」を4月22日に発売した。新たに「ロングスクロールSPテンプレート」が追加されたことなどが特徴。

 ホームページ・ビルダー22のパッケージは、個人向けの「スタンダード」と、中小企業・個人事業主向けの「ビジネスプレミアム」がある。ビジネスプレミアムは、スタンダードの機能に加えて、検索エンジンからの流入などを分析できる「SEO Composer」、ウェブサイトの構造を検索エンジンに伝えるXMLを生成する「Sitemap Creator」、Google マップのマイビジネスの編集が行える「Google マイビジネス登録支援機能」が付属する。また、提供されるテンプレートと素材の数が多い。

 希望小売価格(税別)は、スタンダードの通常版が1万6000円、同バージョンアップ版が9800円、同アカデミック版が1万1800円。ビジネスプレミアムが2万7000円、同バージョンアップ版が2万800円。対応OSは、Windows 10/8.1。

検索エンジンにウェブサイトの構造を伝えるためのXMLを生成する「Sitemap Creator」
「Google マップ」のマイジビネスが編集できる「Google マイビジネス登録支援機能」

 ホームページ・ビルダー22は、マウスでパーツを配置してウェブサイトが作れる「ホームページ・ビルダー SP」と、HTMLやCSSの編集もできる「ホームページ・ビルダー クラシック」の2つのUIが用意されている。

 テンプレートは最大352種類(ビジネスプレミアムの場合)。51の業種と100の目的を選ぶことで、最適なテンプレートが生成される。このテンプレートを元に、GUIでボタンの色や形が簡単に変更できる。

 テンプレートに新たに加わったロングスクロールSPテンプレートは、スマートフォンからの利用を重視したウェブページのデザイン。これまでは複数のページに分けていた情報を1つのページに集約。これにより、リンクをタップしなくてもスクロールだけで全ての情報が確認できる。

 このように作成したウェブページはレスポンシブデザインになっており、PCで閲覧してもスマートフォンで閲覧しても最適な配置となる。

「ロングスクロールSPテンプレート」のイメージ

 ホームページ・ビルダーで作成したコンテンツが簡単に公開できるホスティングサービス「ホームページ・ビルダー サービス」も利用できる。月額利用料(税別)は、ディスク容量が50GBでメールアドレスが無制限に発行できる「たっぷり50GBプラン」が3314円、10GBでメールアドレス10個まで発行できる「ぴったり10GBプラン」が1409円。なお、ホームページ・ビルダー22を購入した場合、スタンダートではぴったり10GBプランが、ビジネスプレミアムではたっぷり50GBプランが、それぞれ最大6カ月間無料で利用できる。