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「ロリポップ!」全プランでウェブサイト高速化とストレージ増量、まずは「エンタープライズプラン」から

「ロリポップ!爆速宣言」

 GMOペパボ株式会社は、レンタルサーバー「ロリポップ!」において高速化と大容量化を実施する「ロリポップ!爆速宣言」を発表した。まずは4月15日に「エンタープライズプラン」のアップデートを実施。その他のプランについては7月をめどにアップデートする予定だ。

 今回のエンタープライズプランのアップデートでは、ウェブサーバーをApacheからLiteSpeedに変更し、ウェブサイトの表示を高速化できるようになった。LiteSpeedは、WordPressに適したウェブサーバーで、Apacheと比較すると少ないメモリとCPUでも大量のアクセスが処理できるとしている。

 そのほかには、ストレージは400GBから1TBに、独自ドメインを利用したサブドメインはこれまで500に限られていたが無制限になる。また、転送量の上限を1日あたり200GBから400GBに、MySQLで作成できるデータベースは100までだったが、無制限に変更された。

「エンタープライズプラン」のアップデート前と後の比較

 料金(税別)に変更はなく、初期費用は3000円、月額料金は1カ月/3カ月契約の場合は2300円、6カ月/12カ月/24カ月/36カ月契約の場合は2000円。なお、5月14日までにエンタープライズプランを契約すると初期費用が無料になるキャンペーンが実施されている。

 GMOペパボでは、今回のプランの見直しの理由として、ウェブサイトにおいて大量の動画や画像を扱うようになったことを挙げ、「時代の変化にあった速度や容量を提供するべく、『ロリポップ!爆速宣言』を実施し、全プランのリニューアルを行うことといたした」としている。