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ASUSTOR、NAS用OS最新版「ADM 3.5」

MyArchiveでBtrfsをサポート、各種設定を一元化したウィジェットも採用

 ASUSTORは、NAS用OS最新バージョン「ADM 3.5」の提供を開始した。MyArchiveでのBtrfsサポートや、各種設定を一元化したウィジェットの採用などが特長だという。

 ADM 3.5では、MyArchiveがアップグレードされ、スナップショットとバージョン履歴を利用可能な「Btrfs」を新たにサポートした。なお、Btrfによるスナップショットに対応するのは、AS40/50/51/61/62/63/64/70/Nimbustor/Lockerstorの各NAS製品。

 さらにファイルエクスプローラーもアップグレードされ、MyArchiveスナップショットや、ファイルの各履歴にアクセスし、以前のバージョンをすばやく復元できるようになった。また、EZ Syncを新たにサポートし、ファイルやフォルダーをEZ Syncのフォルダーに対して直接操作できるようになった。

 ASUSTORでは、これらのアップデートにより、バックアップの管理やファイルの復元が容易になったとしている。

 さらに、設定、アクセス制御、およびサービスに散在していた各種の設定を一元化する新しい設定ウィジェットを採用。

 ADM 3.5へのアップグレード後には、「App Central」の「ASUSTOR」アプリから「MariaDB」をインストールすることで、互換性の問題を軽減できるという。