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10GBASE-T×2とM.2 SSDスロット装備、ASUSTORの10/8ベイNAS「Lockerstor」シリーズ、ユニスターが発売

 株式会社ユニスターは、10GBASE-T×2やM.2 SSDスロット×2を装備するASUSTOR製NAS「Lockerstor」シリーズを発売する。市場想定価格(税別)は、10ベイの「AS6510T」が13万8000円、8ベイの「AS6508T」が11万8000円。

 いずれの製品もLANインターフェースは10GBASE-T×2、2.5GBASE-T×2で、10G/2.5Gともにリンクアグリゲーション構成に対応する。CPUはDenvertonコアのAtom C3538(クアッドコア、2.1GHz)で、メモリはDDR4-2133 SO-DIMM 8GB×1(最大16GB×2)を搭載する。

 ASUSTORによれば、HDDがRAID 5構成で、10GBASE-TのLAG構成の環境で、データ読み取りが2348MB/s、書き込みが1040MB/s、2.5GBASE-TのLAG構成時には読み取り565MB/s、書き込み553MB/sの転送速度を記録したという。

 なお、AS6510Tは10ベイ、AS6508Tは8ベイだが、拡張エンクロージャー「AS6004U」により、最大8ベイを追加で拡張可能。2基装備するM.2 SSDスロットは高速なNVMe接続で、NAS用OS「ADM」によりHDDのみを装着した場合と比べ、読み書きの性能を60%ほど向上できるSSDキャッシュとして設定できる。

 本体背面にはLANポートのほか、USB 3.2 Gen1×2ポートと、120mmファン×2も搭載する。本体サイズ(幅×奥行×高さ)は共通で、293×230×215.5mm、重量はAS6510Tが6.4kg、AS6508Tが6.2kg

 なお、ユニスターでは、AS6508TまたはAS6510Tいずれかを購入したユーザー向けに、増設用 8GBメモリ×1を無料でプレゼントするキャンペーンを台数限定で実施する。