イベントレポート

COMPUTEX TAIPEI 2019

ASUSTORが10GbE×2+2.5GbE×2の「コスト重視NAS」を展示

 ASUSTORは10GBASE-Tと2.5GBASE-Tを合計4ポート搭載、「コストも重視した」(同社)というNASを、台湾の台北で5月28日から6月1日にかけて開催された「COMPUTEX TAIPEI 2019」で展示。ワールドワイドで9月に発売することを明らかにした。

 展示されていたのは「Cabinetstor 10 AS6510T」という10ベイNAS。LANインターフェイスは10GBASE-T×2、2.5GBASE-T×2という構成で、さらにUSB 3.2 Gen1も2つ搭載する。

 10のHDDベイに加え、M.2 スロットも2基用意されており、NVMeまたはSATAのSSDが利用可能。CPUはAtom C3538(クアッドコア、2.1GHz)で、メモリはDDR4-2133 SO-DIMM 4GBを搭載する。なお、ワールドワイドでの発売予定は9月だが、国内代理店からの発表は今のところないため、国内での発売時期は不明。

Cabinetstor 10 AS6510T

 同社では、同じく10GBASE-Tと2.5GBASE-Tを装備し、Core i3-8100(クアッドコア、3.6GHz)と8GBメモリを搭載した上位モデル「Lockerstor 10 AS7110T」も展示していた。「今回、COMPUTEX TAIPEIに展示したモデルはすべて2.5GBASE-T以上を搭載した」とのことで、速度を重視する姿勢をアピールしていた。

スペック
上2つが10GBASE-T、下2つが2.5GBASE-T
Lockerstor 10 AS7110T
同社が「ゲーミングNAS」とうたう「NIMBUSTOR」も展示。これも2.5GBASE-Tに対応している