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10GbE SFP+搭載4ベイNAS、QNAP「TS-431KX」、テックウインドが発売

 テックウインド株式会社は、10GbE SFP+を搭載するQNAPの4ベイNASキット「TS-431KX」を12日に発売する。市場想定価格(税別)は5万6000円前後。

 3.5インチベイ×4を装備。CPUにAnnapurnaLabs AL-214(クアッドコア、1.7GHz)、メモリはDDR3L 2GB(最大8GB)を搭載する。背面に10GbE SFP+とギガビット対応のLAN×2ポートを備え、RAID 0/1/5/6/10、JBOD/Singleに対応する。

 NAS用OS「QTS4.4.2」を採用し、各ボリュームまたはLUNに対してそれぞれ32、あわせて64のスナップショットをサポート。誤ってファイルを削除したり変更してしまったときにも、ストレージ&スナップショットマネージャーから以前の状態へ素早く復元できる。

 スナップショットは、データの変更箇所のみを記録するブロックベースで、容量を節約できることに加え、バックアップや復元時間の短縮につながるという。

 また、「HBS(Hybrid Backup Sync)3」アプリにより、ほかのQNAP製NASやリモートサーバー、DropboxやGoogle Driveなどのクラウドストレージへデータのバックアップや同期ができる。このほか豊富なアプリによって機能を追加でき、設定や管理は直感的に行えるのも特長。

 背面にはUSB 3.2 Gen1×2ポートを装備する。本体サイズ(幅×奥行き×高さ)は160×219×161mm、重量は2.03kg。