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発言者を認識して自動で大きく映し出す、会議室用360°カメラ「MeetingOwl Pro」、ソースネクストが国内販売

「MeetingOwl Pro(ミーティングオウル プロ)」
© 2020 Owl Labs

 ソースネクスト株式会社は、会議室用の360°ウェブカメラ「MeetingOwl Pro(ミーティングオウル プロ)」を7月31日から販売する。価格は11万5000円(税別)。

 1拠点から複数人が参加するテレビ会議を想定したUSB 2.0接続のウェブカメラで、1080p(フルHD)の360°カメラのほか、8つのマイク、3つのスピーカーを内蔵。会議室全体の映像を映すとともに、発言者を自動認識してその映像を大きく映し出すのが特徴だ。米Owl Labs社の製品で、日本ではソースネクストが販売する。

会議室の全体を撮影しつつ、発言者は大きく映し出される
© 2020 Owl Labs

 対応OSは、Windows 10/8.1、macOS 10.13~10.15、Linux 2.6.26以降、Chrome OS。ソースネクストによると、ほとんどのクラウドベースのテレビ会議プラットフォームに対応しているが、Zoom、Google Hangouts、Google Meet、Cisco WebEx Meetings、Skype、Skype for Business、Go To Meetingについては各バージョンで動作確認を行なっているという。

 初回の利用時には、スマートフォンのアプリからBluetoothで接続してユーザー登録を行う必要がある。このアプリにはユーザー登録のほかに、カメラの向きを操作する「カメラロック機能」などの機能を備える。また、MeetingOwl Proは無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)に対応しており、製品の登録とアップデートで使用する。本体の大きさは約111mm×約111mm×約273mm(幅×奥行×高さ)、重量は約1.2kg。

最初に利用するときにスマートフォンからユーザー登録を行う必要がある
© 2020 Owl Labs