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AI文字起こしサービス「Rimo Voice」が動画のアップロードに対応、字幕の付与も自動化

 Rimo合同会社は、AI文字起こしサービス「Rimo Voice」に動画のアップロード機能を追加した。Rimo Voiceは、インタビューなどの会話や会議などの音声データをアップロードすると、AIが文字起こしをするサービス。これまでは音声データからのみの対応だったが、動画の音声からも文字起こしが可能になった。料金は動画の長さによって決まり、30秒30円(税別)の従量制。

 アップロードできる動画は、拡張子が「.mp4」のファイルが推奨されており、ファイルサイズは一般的な動画で約3時間とされている。アップロードした動画は、AIが文字起こしを行い、ユーザーが編集できる。この編集機能も強化され、誰の発言か設定できるようになった。

Rimoが起こした文章をユーザーが編集する画面。発言者が設定できるようになった

 編集が終わった動画はRimoで公開できる。今のところ、閲覧の有効期限は特に設けられていない。また、動画と文字起こしデータは紐づいており、動画に字幕として表示することが可能。字幕用のファイルとしてもダウンロードできるため、YouTubeなどほかの動画サイトにも活用できる。

 想定されている用途は、研修会や勉強会など、資料がメインで表示されるようなイベントの動画。再生箇所の前後の文章がハイライトされるため、倍速で視聴して効率的に動画から情報をインプットすることもできるとしている。最大で3倍速で再生可能だ。また、文字が主体のビューもしくは動画が主体のビューを切り替えられる。

Rimoで編集した動画は公開できる
資料を大きく表示し、下に字幕を表示