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お名前.com、ドメイン名廃止時のリスクを軽減する「あんしん廃止」サービス開始

 GMOインターネット株式会社は、ドメイン名登録サービス「お名前.com」において、廃止したドメイン名が第三者に取得されることによるリスクを軽減するサービス「あんしん廃止」を開始した。お名前.comで管理しているドメイン名が対象で、料金は1ドメインにつき年額6980円(税別)。

 ドメイン名は、企業や各種法人だけではなく、サービスや企画、商品など短期間の利用で取得することも多い。このようなドメイン名は、サービスや商品の提供が終了すると廃止する。

 しかし、廃止から一定期間が経過すると、同じドメイン名を第三者が取得できる。過去に利用されていたドメイン名を第三者が取得するのは、ドメイン名が廃止されてもウェブ検索やほかのウェブサイトからのリンク、ウェブブラウザーのブックマークなどからのアクセスがあるからだ。

 このように、一度廃止したドメイン名を第三者が再び取得すると、最初にドメイン名を取得した企業などが意図しないウェブサイトが開設され、ブランドイメージに傷が付く恐れがある。

 あんしん廃止は、このような第三者がドメイン名を取得することによるリスクを軽減するサービスだ。ドメイン名を廃止すると、時間が経つにつれアクセス数は徐々に減っていく。あんしん廃止では、このアクセスの減少を監視し、基準値を下回ったタイミングでドメイン名を廃止する。これで、第三者の手に渡っても影響が最小限にとどめられる。

ドメイン名を廃止してからトラフィックがゼロになるまでは、第三者にドメイン名を取得される恐れがある(左)。「あんしん廃止」では、ドメイン名に対するトラフィックを測定し、一定以下に減少するとドメイン名を廃止する(右)

 あんしん廃止を利用するには、ドメイン名の管理画面「お名前.com Navi」から行う。この際、大・中・小の3段階で廃止リスクを確認できる。なお、アクセス数が一定量を下回らない場合は、自動的にあんしん廃止の契約が延長される。

 GMOインターネットでは、「社内に『知的財産部門』などの担当部門を設けていない、ドメイン管理に関する知識を持つ担当者やノウハウがないといった企業・団体は多く、実際にはこの廃止手続きの手順を踏まずにドメインを手放すケースが見受けられる」としている。