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「軽トラでワーケーション」しながら、悲運の美少年「上杉景虎」の謎解きツアーはいかが?

移動型オフィスと専用スマホアプリを利用して、妙高市の観光スポットを巡る

戦国武将・上杉景虎がテーマのマイクロツーリズムイベント「なぞ解きツアー」実施中

 クレアティー・サービス株式会社は、新潟県妙高市でスマホアプリを利用する「なぞ解きツアー」を実施している。地域活性化を目的としたこのマイクロツーリズムイベントでは、“悲運の美少年”と呼ばれる戦国武将・上杉景虎をテーマに設定。妙高市にある春日山や林泉寺、御館公園といった上杉景虎ゆかりの観光スポットを巡りつつ、5カ所で設定された出題をクリアしていき、なぞ解きと観光の両方をゲーム感覚で楽しめる。

 Android/iOSに対応するスマホアプリ「なぞ解き 戦国武将シリーズ上杉景虎(妙高編)」をインストールし、イベント用ウェブサイトから参加したい日付や参加人数などを入力して参加する。参加費は1人500円で、想定所要時間は3時間。アプリはGoogle マップと連携するナビゲーション機能を備え、YouTubeを活用した観光地の案内動画も提供。スマホの画面に表示されるさまざまな情報を手掛かりとして、思い思いのペースでなぞ解きツアーが楽しめるという。

上杉景虎ゆかりの観光スポット10カ所のうち、ヒントを頼りに5カ所でなぞを解いていく
なぞ解きツアー用アプリをスマホなどにインストールしてイベントを楽しめる

 なお、このイベントは妙高市がダイハツ工業株式会社、株式会社NTTドコモ、青山社中株式会社と共同で実施している「モバイルワークステーション事業」における実証実験の一環ともなっており、5月31日まではモバイルワークステーションの利用者限定で提供され、6月1日以降は誰でも参加可能となる。

「モバイルワークステーション事業」で用意される、ワーケーション用オフィスを架装した「ハイゼットトラック」

 この実証実験では、ダイハツの軽トラック「ハイゼットトラック」をベースに使い、荷台スペースにワーケーション用オフィスを架装した専用車両を妙高市内にある「ニコニコレンタカー妙高高原店」で用意。レンタカー料金は6時間6490円、12時間7920円、24時間9790円。荷台スペースにはソファ、木製テーブル、ポータブル電源(400W)、HDMI対応音声出力付モニター、Wi-Fiルーター、LEDランタンなど、テレワークで求められる各種アイテムを備えており、ワーケーションで仕事を進めつつ、なぞ解きツアーで各スポットを巡れるようにしている。

(妙高市モバイルワークステーション実証実験のチラシより)

 妙高市一帯に点在する上杉景虎ゆかりの地を巡るマイクロツーリズムイベントだけに、ワーケーション用に架装されたハイゼットトラックを利用して、いつもと違う環境で仕事をしながら楽しむのもいいだろう。

戦国武将 なぞ解きシリーズ(妙高編)悲劇の美青年・上杉景虎をめぐる5つの謎に挑め!(2分18秒)