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富士五湖のほとりにある古民家で「古民ピング」!? ワーケーションの無料モニターを募集開始

 一般社団法人古民家商業店舗活用協会は11月15日、山梨県富士河口湖町の、西湖のほど近くにある古民家を利用した宿泊施設「古民家宿rootfield」で、施設の利用料が無料となるワーケーションモニターの募集を開始した。無料モニター期間は2022年1月31日まで。

 同協会は、古民家の魅力を伝えることを目的に、移築や商業施設として営業するにあたってのサポート、コンサルティングなどを行っている。「古民家宿rootfield」でのワーケーションモニター募集は、環境省が令和2年度補正予算で実施した「国立公園・温泉地等での滞在型ツアー・ワーケーションの推進事業」の採択を受け、実現した。

 古きよき日本文化を伝える古民家を用いた新しいワーケーションのスタイルとして、同協会では、「古民ピング(古民家+キャンピング)」を提案。古民家への宿泊と、「樹海トレイル」「西湖周遊サイクリング」などの周辺で行えるアクティビティを掛け合わせることで、「よりクリエイティブなワーケーションとしての形を提案」できるとしている。

 同施設では、電源とWi-Fiのほか、プロジェクター、モニターが用意されており、会議などにも使えるという。宿泊用の部屋のほか、炊事ができるミニキッチンも備える。ワーケーション無料モニターは、同施設への素泊まりでの利用が可能。食事付きのプランや、各種アクティビティも別料金で利用できる。なお、参加後にアンケートへの回答が必須となっている。

 モニター希望者は、ウェブサイトのモニター募集ページから申し込む。先着順で、定員になりしだい募集終了となる。