楽天のNFTマーケットプレイス／販売プラットフォーム「Rakuten NFT」がサービス開始

　楽天グループ株式会社は2月25日、NFTマーケットプレイスおよび販売プラットフォーム「Rakuten NFT」の提供を開始した。販売プラットフォームとしては、同日21時よりNFTコンテンツの販売を予定している。マーケットプレイスも利用可能。

　Rakuten NFTの販売プラットフォームでは、IPホルダーがワンストップでNFTの発行および販売サイトの構築が可能としている。

　決済には楽天IDを使用でき、楽天ポイントを貯めたり、使ったりできる。ユーザーが購入したNFTは「マイページ」にコレクションでき、マーケットプレイスに出品して、ユーザー間で売買することも可能だ。

　2月25日21時より販売開始予定としているのは、アニメ「ULTRAMAN（ウルトラマン）」のCGアセットを使用したNFTと、漫画家の黒鉄ヒロシ氏による描き下ろしイラストを含む、競馬をテーマにした「黒鉄ヒロシG1激闘史『2010年シリーズ』」のNFT。

　今後は、次のようなコンテンツの販売も予定しているという。

• テレビ朝日の番組名シーンなど貴重映像を集めたNFT（株式会社テレビ朝日）
• アイドル「アンダービースティー」の「NFTトレカ」（株式会社ダイキサウンド）
• 現代アーティストが手掛けるNFTアート作品（一般社団法人アートパワーズジャパン）
• アニメ「TIGER & BUNNY 2」のキャラクターを使用したNFT（株式会社バンダイナムコピクチャーズ）
• カルチャー領域におけるNFT（株式会社ビームス）
• 株式会社アップフロントグループに関連するNFT（株式会社アップフロントグループ）
• 谷口悟朗氏が手掛けるアニメ「エスタブライフ」のビジュアルを使用したNFT（SSF／エスタブライフ製作委員会）
• Jリーグ公認NFTコレクション「J.LEAGUE NFT COLLECTION PLAYERS ANTHEM」公益社団法人日本プロサッカーリーグライセンス商品（Rakuten NFT）
• 「Rakuten NFT Art Gallery」のNFTアート作品（Rakuten NFT）

Rakuten NFTのウェブサイト

　2023年以降には、個人によるNFTの発行および販売ができるサービスや、国内外のIPホルダーが保有するNFTの発行およびグローバルを含むマーケットへの展開、決済方法の多様化も予定しているという。