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SpotCamの屋外/屋内向けネットワークカメラと赤ちゃん見守りカメラ、株式会社アユートが発売

SpotCam BCW1

 株式会社アユートは、台湾SpotCamのネットワークカメラ3モデルを3月25日に発売する。市場想定価格は、屋外用バレット型カメラ「SpotCam BCW1」が1万2600円、屋内用ドーム型カメラ「SpotCam TC1」が9980円、ベビーモニタリングカメラ「SpotCam BabyCam」が1万1800円。

 SpotCam BCW1/TC1とも、Wi-FiはIEEE 802.11n/g/bの2.4GHz帯に対応し、100BASE-TX対応の有線LANポートを搭載。水平106.9°、対角127.9°の画角を持ち、2304×1296ピクセル/30fps(H.264圧縮)の動画をクラウドや128GBまでのmicroSDカードに記録できる。

 なお、SpotCam BCW1はIP66準拠の防塵・防水性能を持ち屋外設置に対応するのが特徴。両モデルともハイパワー IR LEDおよび白色LEDを搭載し、暗所撮影にも対応。また、電源アダプターとLANケーブルが付属する。

SpotCam TC1

 SpotCam BabyCamのWi-FiはIEEE 802.11n/g/bの2.4GHz帯に対応。100°の画角を持ち、1920×1080ピクセル/30fps(H.264圧縮)の動画をクラウドに記録できる。8倍デジタルズームを搭載するほか、IR LEDを搭載し、暗所撮影にも対応する。

 また、子守歌5曲と寝かしつけ用のホワイトノイズ6種類を搭載し、手動操作または設定したスケジュールにより再生できる。壁への取付金具、スタンド、磁石付きプレートと電源アダプター、およびクマの耳状の飾りが付属する。

 本体サイズ(幅×奥行×高さ)は、SpotCam BCW1が180×69×68mm、SpotCam TC1が106×106×94mm、SpotCam BabyCamが75×75×108mm。

SpotCam BabyCam

 3モデルとも、Wi-Fiに接続し、専用ウェブサイトである「MySpotCam.com」にアクセスするだけで利用を開始できる。Android/iOS向けの「SpotCam」アプリまたはPCのウェブブラウザーから設定や映像の視聴が可能で、無償のクラウドストレージ「SpotCam Live」に過去1日間の映像を保存できる。

 加えて、有償の「SpotCam NVR」を契約することで、より長期間の保存も可能となる。料金は、30日間保存可能なサービスが199ドル/年など。

 SpotCam BCW1/TC1は、本体にAIによる人間の検出機能を搭載。有料オプションの「SpotCamビデオAIサービス」により、顔や人体、赤ちゃんの鳴き声、ペットの声、車両、人の転倒などを検出しての通知機能、撮影範囲内の物体(オブジェクト)の喪失や壁の乗り越えを検出しての通知機能が利用できる。料金は機能ごとに39~99ドル/年。また、複数機能がセットになった「室内サービスパック」「室外サービスパック」がそれぞれ99ドル/年。

 BabyCam向けには、「SpotCamビデオAIサービス」が提供される。赤ちゃん追跡、撮影範囲内の危険エリアを検知して赤ちゃんの進入時に通知する「危険エリア通知」、動きや音声の検知の3機能が無料で利用できる。

 有料の機能として、鳴き声を検知して通知する「鳴き声検知」、赤ちゃんの危険な状態を検知して通知する「口鼻カバーおよびうつぶせ検知」、アルバムやタイムラプス動画を自動生成する「オートマチック・ビデオダイヤリー機能」の3機能がセットになった「子守りAIセット」が提供される。料金は59ドル/年。