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コクヨ、価格を抑えた電動昇降デスク「STANDSIT-W」発売、自宅でのスタンディングワークを実現

 コクヨ株式会社は4月27日、価格を抑えた電動昇降デスク「STANDSIT-W(スタンジットダブル)」を発売した。公式直販ECサイト「KOKUYO Workstyle Shop」などの通販サイトで購入できる。参考販売価格は4万8900円~。

在宅勤務で「座位時間」増加、「電動昇降デスク」市場は拡大傾向だが……

 在宅勤務により座位時間が増加したことを受け、「長時間同じ姿勢でいると疲れる」「メリハリをつけたい」といった声に応えるため、コクヨでは2021年、スタンディングワークを可能にする電動昇降デスク「STANDSIT」を発売した。市場も拡大傾向にあり、電動昇降デスクのさらなる普及が予想された。

 しかし、2022年4月に行った調査では「スタンディングワークを取り入れたい」と回答した人が53%いる一方で、「既に取り入れている」と回答した人は8%にとどまった。

 そこで同社は今回、より多くの人にスタンディングワークを体験してもらうため、価格を抑えた電動昇降デスク「STANDSIT-W」を発売することにした。2019年9月の調査では3~5万円代の電動昇降デスクに需要があることから、技術や国内生産にはこだわりつつも、機能を厳選して低価格帯を実現したという。

広い昇降範囲で「無段階調整」が可能、シンプルな設計で組み立て簡単

 STANDSIT-Wは高さ665~1265mmの範囲で昇降が可能で、レバーにより無段階で調整できる。また、よく使う高さを2つ登録可能なメモリー機能も搭載する。

 下限の665mmは、身長156~157cmの人の着席姿勢に適した高さとされ、同価格帯の電動昇降デスクにはめずらしいという。上限の1265mmは、身長180cmの人が立った姿勢で利用することが想定されている。

 天板のサイズは4種類(幅×奥行が950×575、1150×575、1150×675、1350×675mm)、カラーバリエーションは6種類(天板カラー3種類×本体カラー2種類)。昇降時に天板が壁などと接触してこすれないように25mmのスペーサーが付属しており、左右合わせて50mm、奥に25mmのスペースを取ったサイズが「設置サイズ」とされている。

カラーバリエーション(天板:ナチュラルオーク/ブラウン/ホワイト 本体:ホワイト/ブラック)

 シンプルな設計で、ネジの種類が3種類と少なく、簡単に組み立てられる。通常は2人での組み立てを推奨しているが、1人でも梱包材を支えにするなどして組み立てが可能だという。

1人で組み立て
2人で組み立て

 なお、公式直販ECサイトの「KOKUYO Workstyle Shop」では、組み立てサービス付きでの購入も可能。現在、同サイトでは期間限定キャンペーンを開催しており、期間中の会員登録で全商品が10%OFFになるクーポンを配布している。また、抽選でコーヒーやデスクライト、スチーマーがプレゼントされる。期間は5月19日まで。