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Twitter、特定のフォロワーにだけツイートできる新機能「Twitterサークル」を一部ユーザーに提供開始

 Twitter Japan株式会社は5月4日、Twitterでツイートを特定のフォロワーだけに共有できる新機能「Twitterサークル」を、一部のユーザーに向けて提供開始した。

 Twitterのツイートは、通常であればウェブに公開されて誰もが閲覧できる。また、非公開アカウントに設定した場合は、フォロワー全員が閲覧可能となる。新機能の「Twitterサークル」は、ユーザーが最大150人までのメンバーを集めた「サークル」を作成し、そのメンバーだけに向けてツイートできる機能だ。

 サークルのメンバーリストはいつでも編集でき、サークルにメンバーを追加したり外したりしても、対象となったユーザー側には通知されないという。

 サークル向けのツイートは、下部に緑色のバッジが表示され、リツイートやシェアができない。

Twitterサークルの説明画面
サークルに向けたツイート

 同社では、Twitterサークルにより、他の人の目を気にせずに自由にツイートし自分を表現できるなどとし、裏アカウントや別アカウントを使い分けたり、公開/非公開アカウントを切り替えたりする必要がなくなるとしている。

 「たとえばLGBTQ+の若者は、自分たちのセクシュアリティや性的アイデンティティを受け入れてくれる人たちとオンラインでつながる方がより安心できると考え、本アカウントとは別に非公開アカウントを作る人が多いようです」と例を挙げ、このようなケースにおいても、Twitterサークルは安心して自分を表現するための新たな道を示すとしている。

 今後は、Twitterサークルがどのように機能するかを観察し、一般公開に向けて改善すべき点を探っていくという。