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ケイワークス、移動オフィスにもなるソーラーパネル搭載トレーラーを「東京キャンピングカーショー2022」で展示

310W仕様のソーラーパネルとリチウムイオン電池でエアコンや電子レンジも使用可能

ケイワークスのトラベルトレーラー「トレイルワークス 520」2022年モデルが「東京キャンピングカーショー2022」で車両展示

 株式会社ケイワークスは、7月23日~24日に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「東京キャンピングカーショー2022」にブースを出展。計9車両を展示する。

 会場ではケイワークスが手がける「ハイエース」や「デリカD:5」などをベースとしたキャンピングカーに加え、2020年に初登場したトラベルトレーラー「トレイルワークス 520」の2022年モデルを展示する。

 トレイルワークス 520は、近年発生の頻度や規模が高まって社会問題となっている自然災害の発生時にも対応することを念頭に置いて国内設計、国内生産しているモデル。

 跳ね上げ式ベッドを備えて大人6人が就寝可能なトラベルトレーラーとしての基本能力に加え、オフグリッドでの電力使用を可能とする電源マネジメントシステム「メビウスシステム2」を搭載。高出力な310W仕様のソーラーパネルとリチウムイオンバッテリー(標準170Ah、最大340Ahまで拡大可能)、2000Wインバーターなどを備えるメビウスシステム2により、家庭用エアコンや冷蔵庫、電子レンジ、AC100V電源などを利用可能としている。

ルーフ上に310W仕様のソーラーパネルを設置して、家庭用エアコンや冷蔵庫などを利用可能

 これにより、快適性の高いオートキャンプが楽しめるほか、日ごろとは異なる環境で仕事に取り組むテレワークやクルマ移動でのワーケーションなどを実現。さらに災害発生時には被災現場まで行って災害ボランティア活動するベース基地にしたり、被災した人の一時的な避難場所としても活用できるようにしている。

跳ね上げ式ベッドを活用して大人6人の就寝を可能としている

 近年はコロナ禍によるテレワークなどの需要増で、車内で電化製品を使えるようにするソリューションも増えてきているが、一方で発電目的で長時間アイドリング状態にしていると「目的外利用」として自治体ごとに定められている環境条例などに抵触する可能性も出てくる。しかし、ソーラーパネルによる発電が利用できるトレイルワークス 520なら、アイドリングすることなく、エアコンを効かせた快適空間で存分にテレワークなどに取り組むことができそうだ。

家庭用エアコンで空調の効いたトレイルワークス 520の車内はテレワークなどにもぴったり

 会場ではトレイルワークス 520が持つ多用途性を紹介するため、方向性の異なる3タイプの車両を展示。購入者の希望に応じた自由なカスタマイズのベースとなる「Lounge」、大型バイクも楽々収納して屋内整備が可能なアウトドアガレージとなる「Garage」、セレクトショップのBEAMSとのコラボレーションにより、内外装に木目調デザインを施して“セカンドハウス”という世界観を表現した「HAPPY OUTSIDE BEAMS」の3台を実車で確認することで、自分の利用シーンに合うのがどんな仕様なのかイメージしやすくしている。

トレイルワークス 520の20222年モデルでは、開口部を拡大したUS製特注ドアの採用など、細部のブラッシュアップも行なわれている

東京キャンピングカーショー2022 開催概要

会場 東京ビッグサイト 東7ホール+東8ホール(東京都江東区青海1-2-33)
開催日時 7月23日11時~18時 7月24日10時~17時
入場料 紙チケット:大人1200円、子供800円 電子チケット:大人1000円、子供600円
※ペットケア費は1頭につき500円、障がい者手帳の提示で本人と付添人1人が無料、未就学児は入場無料

東京キャンピングカーショー2022は7月23日~24日に東京ビッグサイトで開催

【お詫びと訂正 7/24 18:30】
 記事初出時、トレイルワークス 520の搭載するリチウムイオンバッテリーについて標準320Ah、最大480Ahまで拡大可能としておりましたが、これは同社の「AURORA EXCLUSIVE 7star」に関する情報でした。正しくは標準170Ah、最大340Ahとなります。お詫びして訂正いたします。