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15.6/11.6インチのモバイルタッチモニター「On-Lap T151A/T111A」、テックウインドが発売

On-Lap T151A

 テックウインド株式会社は、台湾GeChicのモバイルモニター2モデルを8月26日に発売した。市場想定価格は、15.6インチの「On-Lap T151A」が5万4800円、11.6インチの「On-Lap T111A」が4万7800円。

 工場やさまざまな施設での組み込みなど、法人利用を想定した機能を搭載しているが、一般的なモバイルモニターとしても利用できる。両モデルとも解像度は1920×1080ドットで、10点マルチタッチに対応した投影型静電容量方式タッチパネルを搭載。濡れた指や手袋を着用した状態、またはタッチペン(先端がゴムまたは6mm以上の円盤のもの)でも操作可能だという。Windows 11/10ではPCに接続するだけでマルチタッチが利用できる。モニターの視野角は水平/垂直とも170°。

On-Lap T111A

 USBケーブルによるタッチ操作信号の伝送を強化する「USBリピートIC」を内蔵し、最長7.5mのケーブルでタッチ操作信号を伝送できる。これにより、干渉源の多い工場や、操作するマシンから離れてタッチパネルを設置しなければならない環境にも対応可能としている。

 HDMI、USB Type-C(DisplayPort Alt Mode/USB PD 5V)各1ポートを備え、どちらからもビデオ入力が可能。USB Type-Cポートは、Thunderbolt 3/4のビデオ入力にも対応する。そのほか、周辺機器接続用のUSB Type-Aポート(USB 2.0)、電源用DCジャック、音声出力用の3.5mmステレオミニジャックも各1備える。スピーカーは非搭載。

 フロントはフルフラットで、厚さ1.1mmの強化ガラスを採用。本体は軽量で強度に優れたアルミ合金パネルで、インターフェースは背面中央に集中し、組み込み用途でも使いやすいとしている。また、75mmのVESAマウントに対応し、各種モニターアームを利用できる。

背面のインターフェース(On-Lap T151A)

 本体サイズと重量は、On-Lap T151Aが384.5×232.5×19.9mmで1200g、On-Lap T111Aが279.7×181.1×20.5mmで780g。HDMIケーブル、PC接続用のUSB Type-Cケーブル、電源およびタッチ操作信号送信用のUSB Type-A-Type-Cケーブルのほか、ACアダプターと専用モニタースタンドが付属する。

専用モニタースタンド(On-Lap T151A)
組み込みのイメージ