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新幹線オフィス車両が「TRAIN DESK」にリニューアル、東北・北海道、上越、北陸新幹線で使えるワーク&スタディ優先車両

 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)、北海道旅客鉄道株式会社(JR北海道)、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)は、2021年11月から展開している「新幹線オフィス車両」の名称を3月20日より「TRAIN DESK」へリニューアルし、さらなる利便性向上を図ると発表した。

 ワーク&スタディ優先車両として座席でWeb会議や通話が可能な普通車指定席。現在は東北・北海道、上越、北陸新幹線の、こまち号、つばさ号、つるぎ号を除いた全列車・全区間の8号車が「新幹線オフィス車両」となっているが、3月20日以降は普通車指定席に「TRAIN DESK」座席が設けられ、予約可能になる。対象車両は、東北・北海道、上越、北陸新幹線の普通車指定席のある列車で、東北・北海道新幹線は7号車、上越新幹線と北陸新幹線は9号車。

 TRAIN DESKは、仕事に限らず、移動時間を自分の時間として過ごしたい人におすすめだとしている。食事も可能だが、あくまで仕事・勉強をしやすい環境を維持するための配慮が必要となる。

 利用にあたっては、利用する区間の乗車券に加えて「指定席特急券(TRAIN DESK)」を購入する。平日のみの実施で、最繁忙期にあたるゴールデンウィークやお盆、年末年始には提供されない。

TRAIN DESKを利用するには、予約時に「TRAIN DESK」と表示される普通車指定席を購入する