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イトーキ、「好印象なWeb会議・プレゼン」のための家具「on-studio」発売

資料を見ながらでも相手に視線が向くハーフミラー採用のシステム

 株式会社イトーキは、カメラやディスプレイなどの機材と家具をワンパッケージにまとめた法人向け製品「on-studio(オンスタジオ)」を発売した。価格はオープン。

 Web会議やオンラインでのプレゼンでは、資料を見ていると相手と目が合わない、顏の映りが暗く印象がよくない、周囲の音が聞こえにくいなど、従来の会議にはなかった新たな問題があるという。本製品ではそれらを解決し、誰でも好印象なWeb会議やプレゼンができるワンパッケージ家具だとしている。

 大型ディスプレイが入ったボックスと、机が一体になったような製品。「資料を見ていても目線が落ちないような機材と家具構成」「表情を照らす照明」「話者の声をクリアに届ける指向性のマイク」の3点が特徴だという。

 ボックス内は、ハーフミラー越しにカメラが設置され、その奥に最大1920×1080ピクセルのウェブカメラ、ハーフミラーの下に32インチ相当のディスプレイが設置された構造。ディスプレイの映像や資料を見ながら話していると自然と奥にあるカメラにも視線が合い、「目線を落とさずに話す」状態になる。本体に備えるHDMIケーブルとUSBケーブルでPCと接続する。

ボックス内の構造。ハーフミラーに映ったディスプレイの映像を見ながら話すことで、その奥に設置されたカメラと目が合い、会議の相手と目が合った状態にできる。資料を映しながらプレゼンを行えば、目線が落ちないようになる

 ディスプレイ部の上部と左右にLED照明を備え、表情を明るく、自然に見せる。ほかに、マイクとスピーカーも備える。

マイクとスピーカー

 机の部分には800万画素の書画カメラを装備し、映像をディスプレイに表示できる。これにより、ディスプレイに映った資料を見ながら話すことで、自然とカメラと目が合った状態にできる。

書画カメラ

 別売りで個室ブースやイスを追加できる。本体サイズは1033×958×1660~1805mm(幅×奥行×高さ)。

使用例(ブースと椅子は別売り)