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プラネックス、自動追跡撮影も可能なネットワークカメラ「スマカメ パン・チルト(CS-QS10PT)」発売
2023年5月19日 16:00
プラネックスコミュニケーションズ株式会社は、ネットワークカメラ「スマカメ パン・チルト(CS-QS10PT)」を5月19日に発売した。オープンプライスで、Amazon.co.jpでの販売価格は6981円。
左右360°、上下約116°のパン・チルト機能を搭載。体格89°、垂直49°、水平82°の画角を持ち、200万画素の1/2.9インチCMOSセンサーにより、最大1080p(1920×1080ピクセル)/15fpsの動画(H.264圧縮)を撮影して、本体に挿入したmicroSDカード(別売、最大128GB)に保存できる。暗所では8m先まで照射可能な赤外線LEDを使用可能。
ネットワークはIEEE 802.11n/g/bの2.4GHz帯の無線LANに対応。スマートフォンアプリ「スマカメV」でリアルタイムの映像や録画映像を視聴できるほか、カメラ付属のマイクとスピーカーを介した通話もできる。また、Amazon AlexaとGoogleアシスタントに対応し、一部の機能を音声操作できる。
指定個所の巡回撮影機能を搭載しており、任意の場所を4箇所まで登録できる。また人物を検出し、その動きに合わせた自動追跡も可能で、対象を逃さずに撮影できるとしている。
動体、音を検知して録画を開始でき、同時に、スマートフォンにも通知を行う。検知の感度を4段階に設定できるほか、撮影エリアを16分割した中から動作検出エリアを指定できる(Androidのみ対応。iPhoneは9月頃対応予定)。
同社のWindowsアプリ「スマカメWebcamツール」にも対応。映像の視聴のほか、YouTubeでのライブ配信や、ZoomなどWeb会議での利用が可能になる。
本体サイズは約112×70×70mm(幅×奥行×高さ)で、重量は約215g。電源は付属のACアダプターから供給する。
設置用として、一般的なネジで固定するブラケットと、三脚ネジ付きブラケットが付属。市販の三脚やカメラホルダーを利用してカメラを自在に設置でき、死角を減らした自由度の高い撮影が可能になるとしている。そのほか、別売のマグネット付きブラケット「CAM-ST05」も利用できる。