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富士山で5Gや公衆Wi-Fiを提供、ソフトバンク、KDDI、Wi2が登山シーズンに合わせて発表

 ソフトバンク株式会社およびKDDI株式会社は、それぞれ夏の富士山開山期間(7月上旬~8月下旬)に合わせて、山頂などで5Gのモバイル通信サービスを提供する。また、株式会社ワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)は7月~9月上旬に富士山周辺で無料の公衆Wi-Fiサービスを提供する。

 富士山頂などの通信サービス提供は、登山シーズンに合わせて通信各社が例年行っているもの。ソフトバンクは、「SoftBank 5G/4G LTE」を山頂で7月上旬〜8月下旬に利用可能にする。なお、富士山の4つの登山ルート(吉田、須走、御殿場、富士宮)では、Softbank 4G LTEを通年利用できる。

山頂に設置した基地局(ソフトバンク)

 KDDIでは、山頂で7月上旬〜8月下旬に「au 5G/4G LTE」を利用可能にするほか、御殿場口5合目付近でもau 5Gを利用可能にする。御殿場口五合目付近で5Gを提供するのは今年が初となる。4つの登山ルートではソフトバンクと同様、4G LTEを通年利用できる。

 ワイヤ・アンド・ワイヤレスは、「富士山 Wi-Fi」を富士山周辺の山小屋を含む46カ所で提供し、SNS認証またはメール認証することによって、利用できる。

 「富士登山オフィシャルサイト」によると、2023年の富士山の開山期間は、山梨県側の吉田ルートが7月1日~9月10日、静岡県側の須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルートはそれぞれ7月10日~9月10日。