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日本生命をかたるフィッシング、件名「ALPS処理水放出による国民への被害に対しては」などの不審なメールに注意

偽サイトに誘導し、個人情報やカード情報を詐取

 日本生命をかたるフィッシングの報告が増えているとして、フィッシング対策協議会が情報を公開した。誘導先のフィッシングサイトは9月11日10時時点で稼働中であるため、引き続き注意が必要だ。

 フィッシングメールの件名は「ALPS処理水放出による国民への被害に対しては」が確認されている。なお、これ以外の件名も使われている可能性がある。

 メール本文は、以下の文面が確認されており、金銭の受け取りができるとしてリンクへのアクセスを促している。

ALPS処理水放出による国民への被害に対しては、

日本生命保険相互会社が無償で保障しています。

ALPS処理水による病気と診断された方には、

日本生命保険相互会社が一千万円の前払いをいたします。

満十八歳以上受給可能。 定員は百万名までですので、お早めにお受け取りください。
ありがとうございます。

(フィッシング対策協議会の緊急情報より一部抜粋 原文ママ)

メール文面の例(フィッシング対策協議会の緊急情報より)

 誘導先のフィッシングサイトは、日本生命の「ご契約者様専用サービス」のログインページを装っており、「申請者情報記入」として、名前、生年月日、住所などの個人情報と、クレジットカード情報の入力を求められる。入力して操作を続けると、「申し込み成功」とのメッセージが表示される。

誘導先のフィッシングサイトの画面(フィッシング対策協議会の緊急情報より)

 誘導先のフィッシングサイトのURLは、以下のものが確認されている。これ以外のドメイン名やURLが使われる可能性もあり、注意が必要だ。

https://www.thewise●●●●.net/
https://www.yeguan●●●●.net/

 フィッシング対策協議会は、日頃からサービスへログインする際はメールやSMSのリンクを利用するのでなく、公式アプリやウェブブラウザーのブックマークからアクセスするよう、注意を促している。