360°撮影可能で、AIにより会議室の参加者全員を映せるウェブカメラ「CMS-V71BK」、サンワサプライが発売

　サンワサプライ株式会社は、360°撮影可能でスピーカーとマイクも搭載したウェブカメラ「CMS-V71BK」を発売した。市場想定価格は6万500円。

　会議室の中央に設置することで、全方向の映像を撮影できる。人物検知AIにより自動でのフレーミングや追尾が可能。また、レンズ周辺のタッチセンサーにより、撮影する方向を指定したり、追尾対象の人物を指定したりもできる。

　500万画素のCMOSセンサーにより、最大1920×1080ピクセル／30fpsの映像を撮影可能。6つの表示モードを持ち、全体を2分割して表示する「180°分割モード」、全体の映像と1人をアップで映す映像を表示する「360°パノラマ＋1画面モード」のほか、「2人モード」「3人モード」は、離れて着席している参加者を個々にアップで映す。「全員モード」では参加者全員が収まるようにフレーミングし、「正面モード」では90°の範囲だけをフレーミングする。

180度分割モード

360度パノラマ＋1画面モード

2人モード

３人モード

全員モード

正面モード

　ノイズリダクション搭載のマイクを2つ搭載、スピーカーは本体背面に搭載する。各種操作は付属のリモコンで行えるほか、本体にミュートボタンも搭載する。

カメラ部を回転させることでカメラの向きを調節可能

台座取付け部を伸縮させ、カメラの高さも調節可能

　本体サイズは93.5×61.8×179mm（幅×奥行×高さ）で、重量は412g。本体底面に滑り止めがあるほか、三脚への設置も可能。付属のPC接続用USBケーブルは、USB Type-A/Cの両方に対応する。