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キヤノン、PCレスで使えるタッチパネル搭載ドキュメントスキャナー「imageFORMULA ScanFront 400II」発売

 キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、キヤノン電子株式会社製の法人向けドキュメントスキャナー「imageFORMULA ScanFront 400II」を5月中旬に発売する。市場想定価格は26万円。

 10.1インチタッチパネルを搭載し、PCレスで利用できることが特徴。タッチパネル上ではスキャンした文書のプレビュー表示ができるほか、データ送信の操作などが可能で、定型の操作を「ジョブボタン」に登録しておくこともできる。

 読み取り速度は毎分45枚(A4タテ・200dpi)。カラー・モノクロ両対応で、免許証などのカード類や、別売りのキャリアシートを利用したパスポートのスキャンにも対応する。一度にセットできる原稿は最大85枚。

タッチパネルの画面
スキャンした文書のプレビューでは、拡大・縮小や回転などが可能。スキャンした状態を確認したうえで保存などが行える

 原稿サイズや画像の傾きを検知・補正する「用紙サイズ自動検知」「斜行補正」のほか、「白紙スキップ」「文字向き検知」などの画像補正機能を搭載。また、「超音波重送検知機能」で原稿の重送を検知できる。

 スキャンしたデータは、メールのほか、FTPサーバー、FAX、共有フォルダー、USBメモリー、プリンターへの送信が可能。ファイル形式はPDF、TIFF、JPEG、PNGから選択でき、PDFは暗号化、サーチャブル、高圧縮に対応する。SSL通信(FTPS、SMTPS)、SFTP送信にも対応。

「ジョブボタン」でスキャニング作業をワンタッチで実行

 ギガビット対応有線LANポート×1と、USB 2.0ポート×3を備える。給紙トレー閉時の本体サイズは305×230×282mm(幅×高さ×奥行)、重量は約4.5kg。