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キヤノン、Wi-Fi対応A4ドキュメントスキャナー「imageFORMULA DR-S130」発売。8万5000円

 キヤノンマーケティングジャパン株式会社は27日、キヤノン電子株式会社製のネットワーク対応ドキュメントスキャナー「imageFORMULA DR-S130」を発売した。Wi-Fi経由で利用できるオフィス向けの製品で、A4サイズまでのカラー/モノクロ文書をスキャンできる。

「imageFORMULA DR-S130」

 DR-S130は、2019年11月に発売になった「imageFORMULA DR-S150」の下位モデルにあたり、DR-S150から有線LAN接続を廃し、スキャン速度は抑えられている(A4カラー、200bpiでDR-S150は45枚/分、DR-S130は30枚/分)。それ以外の、OCR精度を高める「アクティブスレッショルド」などの主要機能は同等。価格は8万5000円(税別)で、DR-S150の10万円(税別)よりも安価な設定。

 多様なオフィス空間で活用できるよう、スキャナー本体を操作する「PCレスでプッシュスキャン」、スマートフォンからの「スマートデバイスでスキャン」、ネットワーク経由での「複数PCでスキャナーを共有」といった利用形態に、専用アプリにより対応。4.3インチのカラーLCDタッチパネルを搭載し、本体の操作もやりやすくなっている。

 同梱のスキャニングソフト「CaptureOnTouch Pro」では、電子帳簿保存法に対応した「電子帳簿保存法モード」を6月より提供予定としている。このモードを利用することで、電子帳簿保存法で求められた解像度などの要件でのスキャンが可能になる。

imageFORMULA DR-S13の利用形態のイメージ
imageFORMULA DR-S130のカラーLCDタッチパネル

 本体サイズ(幅×奥行×高さ)は、トレイを閉じている状態では291×247×242mm、トレイを開いている状態では291×600×378mm、重量は約3.3kg。インターフェースは、IEEE 802.11n/g/bの無線LANおよびUSB 3.2 Gen1×1を搭載。