PoE++対応で8ポート、DINレールや冗長電源にも対応した産業用スイッチングハブ「LAN-GIGAPOEFA84」、サンワサプライが発売

　サンワサプライ株式会社は5月29日、PoE++給電に対応した産業用アンマネージドスイッチ「LAN-GIGAPOEFA84」を発売した。市場想定価格は13万2000円。

　8ポート全てが1000BASE-TとPoE++（IEEE802.3bt）に対応する。1ポートあたり最大90W、全ポート合計270Wの出力が可能。AUTO-Negotiation、AUTO-MDIXにも対応する。

　接続した機器のエラー発生（パケット伝送停止）を自動検出し、PoE給電のオフ→オンを行うことで機器を再起動させ、復旧作業を自動化できる簡易ウォッチドッグ機能を備える。本体は2系統の冗長電源に対応する。

　動作環境温度は-10～60℃で、ファンレス仕様のメタル筐体。高耐久性を実現するEMS認証、EMI認証を取得している。

　本体にDINレールマウントがあり、DINレールに取り付け可能。本体サイズは45×125×145mm（幅×奥行×高さ）、重量は約577g。