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@nifty、「IPoE固定IPオプション」提供開始

PPPoE方式の「@nifty 固定IPサービス」利用者には、初期費用無料などの乗り換え特典

 ニフティ株式会社は8月21日、@nifty光回線サービスのオプションサービスとして「IPoE固定IPオプション」の提供を開始した。料金は、初期費用が5500円、月額費用が3245円。NTT東日本・NTT西日本の光回線「フレッツ 光ネクスト」「フレッツ 光クロス」のIPoE接続サービス上で利用できるIPv4固定IPアドレスが1個割り当てられる。1つのIPv4アドレスを占有できるため、ポート数の上限である65,535ポートを利用可能。対象となる光回線インターネット接続サービスは以下のとおり。

  • @nifty光
  • @nifty光 10ギガ
  • @nifty光withフレッツ
  • @nifty光ライフwithフレッツ
  • @nifty光 プロバイダーコース
  • @nifty光 プロバイダーコース v6高速10ギガプラン
  • @nifty withドコモ光
  • @nifty withドコモ光 10ギガ
  • Bフレッツコース
  • Bフレッツスペシャルコース

 ニフティでは従来より、PPPoE方式による「@nifty 固定IPサービス」を提供しているが、今回提供を開始したIPoE方式の新サービスでは「網終端装置」を経由せずにインターネットに接続するため、PPPoE方式よりも混雑しづらく、安定した通信環境でインターネットを利用できるとしている。

 なお、「IPoE固定IPオプション」は「OCNバーチャルコネクトサービス(IPoE接続 IPIP方式)」を利用したサービスとなっており、同サービスに対応したルーターを用意する必要がある。

 ニフティでは「IPoE固定IPオプション」の提供開始に伴い、従来の「@nifty 固定IPサービス」については「PPPoE固定IPオプション」に名称を変更。あわせて、従来の「@nifty 固定IPサービス」の利用者を対象に「乗り換え特典」を用意。「IPoE固定IPオプション」の初期費用を無料に、また、1年間にわたり月額費用を330円割引する。