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TP-Link、コンセント埋め込み型Wi-Fi 6アクセスポイントの新モデル発売

 ティーピーリンクジャパン株式会社(TP-Link)は、建物のコンセント用スペースに埋め込むWi-Fi 6アクセスポイント2製品を発売した。PoE給電タイプの「EAP655-WE」とAC給電タイプの「EAP655-WE-AC」で、市場想定価格はどちらも2万3900円。

 JIS規格マルチメディアコンセントに準拠した日本仕様で、従来モデル「EAP615-WE」から、Wi-Fiの性能が向上している。両製品とも、最大通信速度は5GHz帯が2402Mbpsで、2.4GHz帯が574Mbps。250台以上を同時接続可能としている。

 EAP-655-WEは、従来モデルのEAP615-WEと同様に、ギガビットとPoE+(IEEE 802.3af/at)に対応した有線LANポートおよび電話回線用のRJ11ポートを、本体正面と底面に1ずつ備える。

EAP-655-WE

 EAP655-WE-ACは、ギガビット対応の有線LANポートを本体正面と底面に1ずつ備えるほか、AC受電ポート×1を備える。

EAP655-EW-AC

 本体正面にSSIDとパスワードを記載したバージョンを選択できる。記載ありバージョンは、集合住宅など集中設定や管理が必要ないケースで好適だとしている。

 同社の法人向けクラウドソリューション「Omada SDN」に対応。Omadaハードウェアコントローラーを使用すれば、ラインセンス費用は無償でほかのOmada製品とあわせて一括管理できる。

 本体サイズは両製品とも43.5×46.8×69mm(幅×奥行×高さ)。