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若手向け国際的サイバー競技会「International Cybersecurity Challenge」、2025年11月に日本で実施。NISCが予告
2025年3月19日 14:55
内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)は3月18日、若手技術者向けの国際的なサイバー競技会「International Cybersecurity Challenge」(ICC)を2025年11月に東京近郊で開催すると発表した。
ICCは、特定地域に限らず行われ、全ての人類に影響しうるサイバー攻撃に対し、デジタル的に安全な社会を世界規模で構築することを目指して実施される、26歳以下の若手技術者を対象とした国際的なサイバー競技会。地域別対抗のCTF(Capture The Flag)形式で行われ、若手技術者の育成と、コミュニティの構築に焦点が置かれている。
欧州ネットワーク情報セキュリティ機関(ENISA)によりICC運営委委員会が立ち上げられ、2022年に第1回をギリシア(アテネ)で実施。2023年には米国サイバーセキュリティ・社会基盤安全保障庁(CISA)の支援を得て米国(サンディエゴ)で、2024年にはチリ(サンティアゴ)で実施された。
2025年大会は、NISCと民間のサイバーコミュニティからなる準備委員会との共催により、11月に東京近郊で、3日間の日程で実施するとしている。詳細は順次NISCのウェブサイトで発表される予定。