ニュース

総務省、「DIGITAL POSITIVE ACTION」の公式サイトを公開。ICTリテラシー啓発プロジェクト

 総務省は2月12日、官民連携プロジェクト「DIGITAL POSITIVE ACTION」の一環として、同プロジェクトの活動を紹介する総合ウェブサイトを公開した。

 同プロジェクトは、ICTリテラシーの向上と意識啓発を目的に行われるもの。インターネットやSNSの普及によって利便性が向上する一方で、偽・誤情報や詐欺広告、誹謗中傷などの投稿が加速的に拡散されているとの指摘もあり、国民一人一人がデジタル社会の構成員として安心してインターネットやSNSを利用するためには、他者への影響に配慮した責任ある行動をとることが重要だとしている。

プロジェクト発表会レポート(DIGITAL POSITIVE ACTION公式サイトより)

 総務省では1月22日に、19の企業・団体と協働して、インターネットやSNSにおける利用者のICTリテラシー向上を図る意識啓発プロジェクトとして同プロジェクトを開始。そして今回、例年2月に行われるセーファーインターネットデーに合わせて、同プロジェクトの総合ウェブサイトが公開された。

参画企業・団体一覧(DIGITAL POSITIVE ACTION公式サイトより)

 本サイトでは、同プロジェクトの参画企業・団体による、セミナーやシンポジウムをはじめとする各種取組を紹介している。今後も普及啓発教材などのコンテンツを拡充していく予定で、直近では「ICT活用のためのリテラシー向上に関するロードマップ」に基づく取組の一環として、青少年、保護者、高齢者の特性や課題に応じ、各世代に向けた啓発教材などの公開を予定しているという。