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さくらインターネット、HTTP 503エラーを回避する無料機能「リソースブースト」、突発なアクセス集中に対応

 さくらインターネット株式会社は22日、レンタルサーバーサービスのトラフィック制限値を一時的に緩和する無料機能「リソースブースト」を提供開始した。

「リソースブースト」は、コントロールパネルからワンクリックで有効にできる

 突発的なアクセスの集中などに対し、通常の数倍のアクセス処理能力に拡張できる。リソースブーストの設定は、コントロールパネルからワンクリックで有効にできる。有効期間は、開始ボタンを押した2日後の24時までで、次回使用可能になるのは14日後。

 また、コントロールパネルからリソース状況を表示するリソースグラフを提供。CPU使用時間、転送量、PV数、ユニークユーザー数、HTTP 503エラー発生回数、HTTP 503エラーが発生したユーザー数を確認できる。

リソース状況を確認できる「リソースグラフ」

 対象となるプランは、「さくらのレンタルサーバ」のライト、スタンダード、プレミアム、ビジネス、ビジネスプロのほか、「さくらのマネージドサーバ」。

 さくらインターネットでは、キャンペーンでアクセスの集中が予想される場合や、ニュースポータルサイトでサイトが紹介された場合など、急激なアクセス増加があった場合などでも、即座にHTTP 503エラーを回避できるとしている。

(山川 晶之)