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「LINE」のGoogle Chromeアプリ版が登場、Linuxを含む複数デバイスから利用可能

 LINE株式会社は29日、「LINE」のGoogle Chrome向けウェブアプリの提供を開始した。Chromeウェブストアより無料でインストールできる。対応OSは、Windows/Mac/Linux/Chrome OS。

「LINE」のGoogle Chrome向けウェブアプリ

 LINEの機能を、PCのGoogle Chromeブラウザーから利用可能。トーク機能のほか、PCでの利用シーンを想定したスクリーンショットの撮影・送信機能を搭載する。また、最大1GBのファイル送受信も簡単に、素早く行えるという。さらに独自機能として、テキストや画像を整理して自分用に保存が可能な「メモ」機能を搭載した。一方、音声・ビデオ通話機能、タイムライン機能は非対応。

トーク機能(左)とメモ機能(右)

 LINEのPC版としてはすでにWindows/Mac向けのデスクトップ常駐クライアントが提供されているが、今回公開したGoogle Chrome版は、一度インストールしてしまえば、同一のGoogleアカウントであれば、複数デバイスから利用できるのが特徴。

 なお、Google Chrome版ではセキュリティ保護のために自動ログイン機能は提供していない。また、新たなデバイスでの初回ログイン時には、スマートフォン版LINEを使った本人認証が必須になる。

(永沢 茂)