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Adobe、Acrobat/Readerのセキュリティアップデートを予告、米国時間13日に公開

 米Adobe Systemsは、「Acrobat」「Reader」のセキュリティアップデートを米国時間10月13日に公開するとの事前情報を発表した。危険度が4段階で最も高い“Critical”とされる脆弱性の修正も含まれるとしている。

 アップデートの対象となるのは、Acrobat DC/Acrobat Reader DCのバージョン「2015.00.20082」、Acrobat XI/Reader XIのバージョン「11.0.12」以前、Acrobat X/Reader Xのバージョン「10.1.115」以前の、それぞれWindows版およびMac版。

 セキュリティアップデートの適用優先順位については、3段階で上から2番目の“優先度2”とされている。優先度の定義によれば、今回修正する脆弱性を悪用する攻撃は、現時点では報告されていないということになる。

(三柳 英樹)