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JR東日本、東京駅と新宿駅構内をナビするスマホアプリ、現在地から目的地へのルート案内やコインロッカーの空き情報も

 東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)は9日、東京駅と新宿駅において、スマートフォン向け駅構内ナビゲーションサービスを試行すると発表した。App StoreおよびGoogle Playからダウンロードできる無料アプリ「駅構内ナビ」をインストールすることで使用できる。

位置検出用のビーコンを使用して現在地を検出
駅施設をマップ上にハイライトで表示

 東京駅と新宿駅の構内に位置検出用のビーコンを設置。Bluetooth機能をオンにすることで受信したビーコンの情報から、ユーザーの現在地をアプリ上に表示する。また、現在地や指定した出発地から目的地までの経路案内、Suica対応コインロッカー空き情報を提供するほか、駅構内での位置情報を共有でき、友だちとの待ち合わせなどにも利用できる。

 JR東日本では、2014年12月に実施した駅構内ナビゲーションサービスの実証実験をもとに、新宿駅の追加、英語への対応、Androidデバイスのサポートなど改良した。

現在地や指定した位置から目的地までのルートを案内
Suicaコインロッカーの空き情報をリアルタイムで調べられる

(山川 晶之)