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「@nifty メール」で8月から「BIMI」導入、なりすましを見分けるため正規のメールにブランドロゴ表示

 ニフティ株式会社は、「@nifty メール」にセキュリティ対策として「BIMI」(Brand Indicators for Message Identification)を8月20日から順次導入する。@nifty メールで受信したメールに企業ロゴを表示し、正規メールであるかを一目で判断できるようになる。

 BIMIは、商標登録済みの企業ロゴを表示することで、メールが正規の送信元から送付されたことを視覚的に証明する技術。ドメイン認証技術「DMARC」(Domain-based Message Authentication, Reporting and Conformance)により、企業が配信したメールが正規のメールかどうか検証し、正規のメールだと確認できたものには商標登録済みのブランドロゴを表示して、認証マーク証明書(VMC:Verified Mark Certificate)により、ロゴの正当性を保証する。

 BIMIの導入により、ユーザー自身で正規メールかどうかを見分けることができ、フィッシングメールによる被害を未然に防げることを期待できる。

 また、9月17日以降には、GmailなどBIMIに対応している他社のメールサービスで「@nifty」から送信されたメールに対して、同社のロゴマークが表示されるようになる。