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IIJ、セキュアエンドポイントサービスにおいて「ブラウジング保護」提供、ウェブブラウザーにプラグインを追加するだけ

 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は10月1日、クラウド型の統合エンドポイントセキュリティサービス「IIJセキュアエンドポイントサービス」において、ウェブサイトやウェブサービスへのアクセスを制御・可視化する新機能「ブラウジング保護」(SecureLayer)の提供を開始した。

 IIJセキュアエンドポイントサービスは、外部脅威の防御と内部情報の漏えいを防止するクラウド型のエンドポイントセキュリティサービス。端末の資産管理を行う「IT資産管理」、マルウェアの検知・隔離、端末のバックアップと復旧を行う「アンチウイルス」の機能をこれまでも提供しており、ここに、ブラウジング保護機能が加わる。

「IIJセキュアエンドポイントサービス」サービス概要図

 ブラウジング保護機能では、業務で利用するウェブブラウザー(Edge、Chrome)向けの専用プラグインによって、ウェブフィルタリングをはじめとするセキュリティ機能に加え、利用状況の把握や機密情報の漏えい防止、認証やパスワード管理の強化による不正利用リスクの低減などの機能を提供し、ウェブブラウザー経由で生じるさまざまなサイバー脅威から端末を保護する。

 主な特徴として、既存のウェブブラウザーにプラグインを追加するだけで導入可能な点や、機密情報入力の制限、パスワード強度の可視化・管理などのブラウザー操作の制御により情報漏えいリスクを低減できる点などが挙げられている。

 500アカウント利用時の参考料金は、初期費用が4万2000円で、月額料金は基本料金が4万8000円、アカウント料金が20万5000円。