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全戸一括型マンションISPで光配線方式の導入が進む、シェアはつなぐネットが首位を維持~MM総研調査

 株式会社MM総研は9月2日、2026年3月末時点の「全戸一括型マンションISPシェア調査」の結果を発表した。

 同調査で対象となっている全戸一括型マンションISPは、集合住宅の全戸にインターネット接続サービスを一括で導入・提供する事業者を対象とし、入居者が任意で加入するサービスは含まない。なお、今回の調査より光回線のみの提供でもISPを選択できるなど、実質的に全戸一括型マンションISPとしてセットで提供する事業者も対象となっている。

 サービス提供戸数は720.0万戸で、前年同月比で57.3万戸増加し、成長率は8.6%だった。光配線方式の増加が市場全体を押し上げているといい、高品質なインターネット回線を求める入居者のニーズが高まる中、物件の付加価値向上を目的に光配線方式を導入するオーナーが増加していると、同社は分析している。

全戸一括型マンションISPによるサービス提供戸数の推移(出典:MM総研)

 事業者別のシェアは、「UCOM光 レジデンス」「e-mansion」を提供する、つなぐネットコミュニケーションズが市場シェア17.0%で首位を維持した。2位は「FGBB」を提供するファイバーゲート、3位は「CYBERHOME」を提供するファミリーネット・ジャパンと続く。

全戸一括型マンションISPシェア(出典:MM総研)

 同社は2026年度以降の市場規模について、純増の伸びがやや鈍化するものの、引き続き高い水準を維持すると予測している。賃貸物件を中心に既築物件への導入は継続するとみられ、新築物件の着工数や竣工数の減少による影響を受けつつも、マンション全戸一括型インターネット市場は拡大を続ける見通しだとしている。