一般医薬品の購入場所「ネットが多い」は2%、ドゥ・ハウス調査


普段の一般医薬品の購入場所(ドゥ・ハウスの発表資料より)

 マーケティング会社のドゥ・ハウスは17日、一般医薬品の購入実態についての調査結果を公表した。普段の購入場所として、薬局・ドラッグストアで購入することが多いとした人が約95%だったのに対し、インターネットが多いとした人は2%にとどまった。

 調査は、改正薬事法完全施行前の5月27日から31日まで、全国の20歳以上の男女を対象にインターネットアンケートで実施。709件の有効回答を得た。

 これによると、普段の一般医薬品の購入場所として「薬局・ドラッグストア」を挙げた人が83.5%に上ったほか、「どちらかというと、薬局・ドラッグストア」も11.1%おり、合計94.6%を占めている。

 一方、「インターネット」は0.6%、「どちらかというと、インターネット」は1.4%で、合計2.0%。このほか、「どちらともいえない」が3.4%だった。

 ドゥ・ハウスによると、インターネットの方が便利といった意見や、専門知識が必要な薬ほどインターネットの方が正確な情報を得られるといった意見があったものの、全体としては少数派だとしている。

 また、第1類・第2類の一般医薬品に対するインターネット・通販での販売規制について、約8割が不便さを感じていないと回答したという。


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(永沢 茂)

2009/6/17 18:59