店頭持ち込みPCのうち半数以上がウイルス感染、ヨドバシのPC診断


 ヨドバシカメラでPC相談カウンターを運営している株式会社パステムセゾンは22日、店頭持ち込みPC約2500台のうち、半数以上がウイルスやスパイウェアに感染していたことを明らかにした。

 パステムセゾンは、PCの初期設定やトラブル診断を行うコーナー「PC DOCK」をヨドバシカメラ各店に設置しており、「100円ウイルスチェック」サービスを2008年12月から提供している。これまで約2500台のPCをチェックし、そのうちの半数以上がウイルスやスパイウェアに感染していたという。

 パステムセゾンは、「ヨドバシカメラとの契約で具体的な数字は言えないが、普段使用しているPCの様子に不安を感じて持ち込まれたものとはいえ、予想以上の感染率」と説明する。なお、ウイルスチェックには、ウェブルートがPCサポート業務用に提供しているソフト「システムアナライザー」を使用。検出されたマルウェアの種類や割合などは非公開としている。


関連情報

(野津 誠)

2009/6/22 14:04