Mozilla、ブラウザ環境をシンクロする「Weave」新バージョンを公開
Mozillaは27日、複数のFirefoxブラウザ間で利用環境をシンクロする「Weave Sync 0.4.0」をMozilla Labsを通して公開した。現在、リリース候補版(RC版)が公開中のFirefox 3.5のみに対応する。
Weave Syncは、ユーザーのブックマークや履歴、保存パスワード、開いているタブなどの利用状況を、Mozillaのサーバーに暗号化してアップロードする。これにより、職場や自宅など複数の環境のFirefoxで、いつでも自分のブラウザ環境で利用できるようになる。
27日に公開されたWeave Syncのバージョン0.4.0は、現時点ではまだ開発版であり、一般的な利用には適さないとされている。今回のバージョンでは、Personaを含むオプション設定のシンクロ、OpenIDなどのログイン情報のサポート、Weaveを使用したアドオンサポートの改善、Mozillaが開発しているモバイルブラウザ「Fennec」のサポート、起動時や新ウインドウを開いた時のパフォーマンス向上など多くの改良が行われた。
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(青木 大我 taiga@scientist.com)
2009/6/29 11:51
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